こんにちは おすすめ本を読んだので紹介します。
”スタンフォードの自分を変える教室”-ケリーマクニゴガルさんの本です。
なぜこの本を読み始めたかというと、YouTubeの書籍解説で強くおすすめされていたのがきっかけなんですね。
著者はスタンフォード大学で心理学の教授をされている方です。
自己啓発に分類される内容ですが、こんなことが書いてあります。
勉強やスポーツなどあらゆることは積み重ねの努力を続けてその道をきわめて、夢を実現できますよね。
でも人間はできれば楽をしたい、いろいろな理由をつけて先延ばしやあきらめをしてしまいます。
そんなときにどうすれば自分の意志力を発揮して、脳をコントロールして努力を続け夢を実現できるかについて書かれています。
私も中小企業診断士や最近フランス語の勉強を開始、仕事でもやりたくないことを先延ばしにすることがあります。
そのときにどういうメソッドを使えばクリアできるのかが学べました。
この本でとくに学びを得たポイントは次の3点です。
自制心を回復させる行動 仮眠、瞑想、緑
やはり、体や心がつかれていると自制心が失われてやるべきことにもスタートが切れないです。
そのためにおすすめされているいくつかのアドバイスです。
仮眠: 多くの本にかかれていますが、15分程度の昼寝で効果的に睡眠不足の解消や心のリセットができるみたいです。
わたしはついつい寝すぎてしまうので、とりいれるのが難しいなとおもっていますが、短い1分程度の仮眠も取り入れたいなと思っています。
瞑想: これもよく言われていますね。5分間でいいので、目を閉じて意識を呼吸に集中させるやり方が書かれています。
トライしてみましたが、うまくできているのかどうなのかわからず、習慣化できていません。
コツをつかむために何回かトライしてみたいと思います。
緑にふれる: これは実行しています。家の部屋にフェイクグリーンを置くようにしました。
ダイソーとかでかったものがメインなのですが、それでいいそうです。やはり心がリラックスする感覚があります。ぜひフェイクグリーンからトライしてみてはいかがでしょうか?
毎朝、自分がなりたい姿を書き出す。夢が実現したら他人に利益があることを想像する。
長期の目標や夢、自分のなりたい姿は普段の生活でふと思いかえすことはありますが、文字化してないとつい忘れてしまうものですよね。
著書は毎朝このなりたい姿、夢を文字に書き出して脳に刻み込むことを勧めています。
たしかにこれが毎日の仕事や積み上げをやりつづける意志力につながるわけですね。
私の場合は現在の会社で海外駐在をするために、営業マーケティングのスキルに加えて、経営企画の
強みを持とうとしています。そのために中小企業診断士の学習をしているので
海外駐在の目標と中小企業診断士取得をなりたい姿として、わたしは毎日紙に書き込みしています。
(直近はフランス語圏での仕事にも興味があり、フランス語検定の学習もルーティンに加えようとしています。こちらも毎朝の書き込みに追記します。
また、自分の利益につながる視点でなく、自分がなりたい姿を実現したときに他人にも利益が与えられることを想像することも必要と記載ありました。
自分の為だけに努力を重ねるのでなく、他人に貢献するためでもある、というのは強いモチベーションにつながると考えました。
脳をだます
少し毛色の違うテーマですが、人間は楽をしたがるものです。
人間というよりも、脳が楽を好むみたいです。
昔から脳は多くのエネルギーを消費してきたために、生存していくためにあまりエネルギーを使いたくないんですね。
ちょっと疲れたとき、忙しいときは脳が疲労感を演出したりして、どうにか努力をさせないように仕向けるようです。
でも本当は限界に達するだいぶ前から疲労物質をだしているようです。
例えばマラソンでも、体に余裕があるのに、脳が疲労感を演出する物質を放出させていることがあり、一流のアスリートはこの疲労感の乗り越え方を体得しているとのこと。
実際に疲労感が軽くなったり、重くなったりすることがあり、ある意味では、脳にだまされない
ように少し粘るのが大事と思います。(といっても体をこわすような無理はだめですね)
まとめ
今回の読書を通じて、
・傑出したスキルや知識を得るには長期の有りたい姿を常に思い続けることが必要
・自分ではない他の誰かのために自分はなりたい姿になると思い、効果を想像する(他者からモチベーションを受ける
・脳が発する限界点はかなり早めなので、粘りを利用する。
自分の場合はもっと海外出向などチャレンジできる仕事にアサインされるように、市場分析や経営の勉強を積み上げていこうと思います。(中小企業診断士や社内のコネづくりに注力します。)
以上参考にしてもらい、ぜひ本書を手にとって貰えればと思います!
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