[読書感想] ”勝ち続ける意思力” 梅原大悟 ゲーム=スポーツ?

読書

こんにちは、最近おすすめしたい本を読んだので紹介します。

”勝ち続ける意思力” 梅原大悟

 

この本、いろんな方がおすすめしていて、最近読んだ勝間和代

さんの本でも紹介されていたんですよ。

プロゲーマーの方の本なんで、マニアックなことが書かれているのかな、

と読み始めるきっかけを掴めずにいましたが、勝間さんのおすすめなら!

と腰を上げて読み始めました。

 

結論、非常に多くのヒントが得られ、自分の今後の考え方に影響を与える内容でしたので

印象に残った点を書きます。

どんな本か

梅原さんは日本人初のプロゲーマーです。

ゲームの中でも格闘ゲーム、Street fighterのプロですね。

(私も子供時代にスト2にハマったので、非常に懐かしく思いました。)

 

その梅原さんは、一般家庭に生まれますが、子供の頃からゲーム以外やりたいことが見つからず、

次第に部活や勉強に集中していく友人たちと溝ができていきます。

当時は今よりもっとゲームに対してネガティブな評価がされていて、

周りからは白い目で見られていたようです。

そこで、ゲームの世界で誰が見てもすごい!と思われる努力をして圧倒しよう

と思ったのが彼の現在につながるポイントです。

結果、中学生で日本一になり、有名人になるものの、燃え尽きて麻雀の世界へ、ここでも尋常ではない努力をして極めるものの、挫折して介護の仕事をするんですね。

 

この展開はとても驚いたポイントです。

介護の仕事をしている間に、大会のお呼びがかかり復活戦をして、またゲームの世界に入り日本人初のプロゲーマーとしてスポンサーを獲得して現在もその第一線で活躍する方です。

本の中では、子供時代からの葛藤や迷い、そしてどうやってメンタルを保ち続けるか

といったことが書かれています。

 

印象的だった項目

周りの人がなんと言おうとも、圧倒的な努力で一つの分野を極める。

子供の頃は、サッカーや野球、勉強など周りの人がやっていることをなんとなくやりがちですが、

自分が好きなことをやり続けるということです。

中途半端でなく、極める。 一日3時間や5時間集中して時間を投下し続ける

圧倒的な努力ですね。プロになってからは18時間もやっていた時期があったそうです。

やはりその分野で一番になる人は、没頭する! というのが大事であるとホリエモンの考えにも重

なりました。

 

・自分を成長させるために飽きさせない。

こうやって毎日努力を続けていると飽きてしまうのが人間です。

飽きてしまったらもう努力しない、梅原さんもモニターを見るだけで吐き気がした時期もあった

そうです。

どうやったら飽きないか、それは自分の成長を実感させること、毎日昨日よりもどの部分で成長で

きたかを明確にするんですね。

 

それをメモに書き連ねると、毎日成長できている、無駄な努力じゃないと認識できると言われてい

ます。

また、敢えて変化を求めていく、というのも印象的でした。一度やり方が確立してしまうとそれに

こだわってしまいそうですが、あえて大胆に新しいやり方を試していく。

 

その中でもがくことでじぶんを成長させることができるということです。

 

・ ゲームも練習と本番のメンタルが非常に大事である。その点においてスポーツと同じ。

これは自分の感想ですが、ゲームとスポーツの練習、本番の内容は非常に似ているなと思いまし

た。e-sportsという言葉はありますが、なんとなく、スポーツというよりも将棋とか麻雀に近いも

のじゃないかと思っていました。

 

でも、本を読んでいく中で普段の細かい練習の積み重ねで、0.01秒単位で本番で確実に技が出

せるようにする、や集中力を高めて本番の場所の空気に飲まれない、などスポーツに近いと感じ

ました。

同じ格闘系という意味では、私の好きなボクシングの準備と本番に近いものがあると思いました。

相手を研究して、心理を読みあって、技術をぶつけるという点ですね。

 

そして将来的には、ビジュアルや機能が進化していけばゲームでリアルなボクシングが行われるよ

うな、そして観客が井上尚弥の試合に熱狂するようにプロボクシングゲーマーが数ヶ月に1回

世界戦をして行くような未来を想像しました。

その時に大事になるのは、やはり臨場感で、本当に試合の現場にいるような画面の視点であった

り、音、空気感だなと思いました。

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この本が面白そうだなと思った方は、アマゾンで購入や図書館で借りて読んでみてください。

あなたがどう考えたかコメントいただけると嬉しいです!

以上です。

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